【陰陽五行論塾】2020年4月の動向

こんにちは。
陰陽五行論塾事務局です。
今月の動向をお届けいたします。

=== 今月の動向 ===
今月(4/4~5/4)は庚辰月です。

金性で陽の十干「庚(こうきん)」と、
土性で陽の十二支「辰(たつど)」が組み合わさった干支です。
庚は鉄剛金、岩石、刀などを表し、辰は山岳、湿った土を、
季節では晩春を表します。
そのため、庚辰は、湿土に覆われた山の上にある堅い岩石というイメージです。
庚辰月のポイントは以下の通りです。

◆いつでも微笑みを

辰月である4月は、年度はじめとなりますね。
春の陽気を感じ、期待に胸が膨らむ時は自然と笑みがこぼれるものですが、
今月は、まさに笑顔でいることが運気を引き寄せる重要ポイントです。

お仕事やプライベートにおいて変化がある方も多いことと思います。
新しい環境では、期待と同時に様々な不安や恐れも去来するものですが、
まずは目の前のタスクに一所懸命取り組むことが大切となります。
考え過ぎると動きが少なくなります。
成果・結果として得たいものがある人は、小さなことにこだわらず、
とにかく行動することを心がけて突き進むことが達成の秘訣となります。
たとえどんな状況におかれたとしても、
創意工夫で行動の幅は無限に広げることができます。

一方で、心ない誹謗中傷や理不尽な体験をすることがあるかもしれません。
しかし、乗り越えられない試練は与えられず、
今の自分に丁度よく、必要なことが起こります。
そして、成長には痛みが伴うものです。
であれば、元凶となった体験や人を恨むのではなく、 出来事を肯定的に捉え、
「苦しい時こそニコッと笑う」
という帝王学の教えに身を委ねてみるのもいいかもしれません。

◆リーダーとして在る

自分の力量を超えたプロジェクトやタスクに飛び込むことで、
ものごとが大きくプラスの方向に進んでいきます。
自身がリーダーとしての役割を果たし、
肉体も精神もとことん鍛えることで本来持っている才能が磨かれ、
発揮されていくことでしょう。
自然と社会的な活躍の場が広がっていきます。

人の上に立つ者に求められるものは、
どのような社会・環境でも影響力を発揮する存在感、
そして何より、他者からの信頼です。
トップの在り方がすべてを決めていきます。
勢いが増す時期とはいえ、
自分のやりたいことだけを推し進めるのではなく、
人のためにお尽くしする生き方が、一つ上の高みに至ることになります。

◆自分勝手にご用心

天真爛漫で自由な行動力に磨きがかかる月です。
困難な状況にあっても単独で道を切り開くことができますので、
他者の力を借りずについ一人で先走ってしまうかもしれません。
悪気が全くなくても、結果として人の意見を聞かなかったり、
自分の思い通りに進めてしまったりと、
思わぬところで誰かを傷つけることなどがあるかもしれません。

それが悪いわけではないですが、時にはかわいく甘えることも大切です。
笑顔がポイントとはいえ、自分勝手なふるまいはかわいくないものです。
自分の信念と軸をしっかりと持ち、相手の背景に想いを馳せる在り方は、
塾長の言う「帝王とは気配り・心配り業である」に通じるものですね。

最後に、ある本に書かれていた言葉が今月を表しているようでしたので紹介します。

にこにこ笑顔がいっぱいの
わくわく夢がいっぱいの
しあわせ溢れる毎日でありますように

◆◇

2020年春の土用丑の日は4月16日(木)と4月28日(火)です。
季節の変わり目、スタミナのつくものを食べて、
コロナウイルスを乗り越え、春を迎えましょう。

以上、庚辰月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や個人の運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい在り方を探究していただければ幸いです。

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